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実装ガイド ・ 導入手順

採用サイトのFAQを
FAQPage構造化データにする方法
【コピペ雛形つき】

「残業は多い?」「リモートはできる?」——候補者が本当に迷う質問に、AIが自社の言葉でそのまま答えられるようにするのが FAQPage 構造化データです。効くFAQの選び方、そのまま貼れる完全版、必ず守るべき表示ルール、つまずきやすいエラーと検証手順まで、実装目線でまとめました。

親テーマ:採用LLMO難易度:実装(コピペ可)更新:2026年

採用LLMOでJobPostingの次に効くのが、この FAQPage です。候補者が応募前に必ず抱く不安——残業・リモート・選考の流れ——を、人間向けの本文とは別に、機械が確実に読めるQ&A形式で1ブロック足す。それだけで、AIが「その会社どう?」と聞かれたとき、自社の答えをそのまま引用しやすくなります。

01FAQPageで何が起きるか

FAQPage は、schema.org が定める「よくある質問と回答のまとまり」を表す構造化データです。採用サイトのFAQページや求人ページの本文末に JSON-LD として設置すると、主に2つの効果が期待できます。

ポイントは、本文を要約するのではなく「候補者の疑問を、質問と回答のペアで宣言する」こと。曖昧な言い回しを避け、機械が「これが問い、これが答え」と迷わない形で明示します。

02採用で効くFAQの選び方

FAQは数を増やせば良いものではありません。候補者が応募をためらう「本当に迷う質問」に絞るほど、AIにも人にも効きます。採用で効きやすいのは次のような質問です。

質問テーマ効き目なぜ効くか
残業・働き方強く推奨「残業はどのくらい?」は応募前に最も検索・質問される不安。数字は記入例に留め、実態を正直に。
リモート可否強く推奨「リモートはできる?」への明確な回答は、AIが会社を比較・要約する際の判断材料になる。
選考フロー推奨面接回数・期間・オンライン可否。プロセスが見えると応募のハードルが下がる。
入社後の流れ推奨研修・オンボーディング・配属。入社後の不安を先回りで解消できる。
未経験可否推奨「未経験でも応募できる?」は母集団を左右する。可否と条件を明確に。

※ 給与や休日数など、具体的な数値を回答に含める場合は、そのページで実際に採用中の条件と一致させてください。誇張や未確定の数字は、応募後のミスマッチや不信につながります。

03コピペできる完全版JSON-LD

FAQPage は mainEntity の中に、Question(質問)と acceptedAnswer(回答)のペアを配列で並べます。以下は複数質問を並べた実戦版です。<head> 内、または本文の直後に貼り、質問と回答だけ差し替えてください。数値・条件はすべて記入例なので、自社の実データに置き換えます。

FAQPage 完全版(採用サイト向け・記入例)
<script type="application/ld+json">
{
  "@context": "https://schema.org",
  "@type": "FAQPage",
  "mainEntity": [
    {
      "@type": "Question",
      "name": "残業はどのくらいありますか?",
      "acceptedAnswer": {
        "@type": "Answer",
        "text": "(記入例)月の平均残業は20時間程度です。繁忙期は増える月もありますが、勤怠を可視化し部門ごとに調整しています。"
      }
    },
    {
      "@type": "Question",
      "name": "リモートワークはできますか?",
      "acceptedAnswer": {
        "@type": "Answer",
        "text": "(記入例)週2〜3日の在宅を基本とするハイブリッド勤務です。職種や入社直後の期間により出社比率が変わります。"
      }
    },
    {
      "@type": "Question",
      "name": "未経験でも応募できますか?",
      "acceptedAnswer": {
        "@type": "Answer",
        "text": "(記入例)ポテンシャル採用枠があり、未経験の方も応募いただけます。入社後は研修とOJTで段階的に業務へ入ります。"
      }
    }
  ]
}
</script>

※ 回答の text には <p><br> などのHTMLを含められますが、装飾目的の複雑なタグは避け、事実を簡潔に書くのが安全です。

04実装の必須ルール

FAQPageで最も重要なのは、テンプレートの中身ではなく「マークアップと画面表示が一致していること」です。ここを外すと、正しいJSON-LDでも評価されません。

★ 構造化したFAQは、必ずページ上に実際に表示すること。画面のどこにも無いFAQを、マークアップだけこっそり足すのはGoogleのガイドライン違反です。ユーザーが見られるFAQと、機械に渡すFAQは、常に同じ内容でなければなりません。

05よくあるエラーと対処

「画面に表示されていないFAQに付与している」

ページ本文にQ&Aが無いのにJSON-LDだけ入れると、ガイドライン違反かつ非表示扱いになります。対処:まず本文にFAQを表示し、その内容とマークアップを一致させる。

「JavaScriptで描画していて中身が読めない」

SPA(React/Vue/Nuxt等)で本文やJSON-LDが後から挿入されると、クローラに空に見えます。対処:SSRか静的HTMLでマークアップを返す。採用LLMO全体でも最重要の注意点です。

「同じ質問が複数ページに重複」

同一FAQをサイト中に散らすと評価が分散します。対処:代表となる1ページに集約し、正規URLに canonical を張る。

「回答(text)が長すぎ/宣伝的」

1問に長文を詰め込む、営業文言を混ぜる、はNG。対処:1問1答で、候補者の疑問に事実で簡潔に答える。

「HTMLタグの扱いが崩れている」

text 内の <> のエスケープ漏れでJSONが壊れます。対処:許可されたタグに限定し、JSONとして妥当かを検証ツールで確認。

06実装後の検証手順

貼って終わりにせず、必ず機械の目で確認します。

  1. リッチリザルトテストで構文チェックGoogleの「リッチリザルト テスト」に対象URLを入れ、FAQPageが検出され、エラー0・警告最小かを確認します。
  2. スキーマ検証ツールで型を確認schema.org の Validator(validator.schema.org)で、QuestionacceptedAnswer の型崩れやエスケープ漏れがないかを見ます。
  3. Search Consoleで追跡掲載後、GSCの拡張レポートでFAQの有効数・エラー数を定点観測。エラーが出たら該当URLを修正して再検証します。

07WordPress・自社サイトでの入れ方

WordPress の場合

プラグインを増やしたくない場合は、テーマの functions.php で採用系ページ(固定ページやカスタム投稿)にだけ FAQPage の JSON-LD を出力するのが軽量です。FAQ本文を管理するカスタムフィールドやブロックの内容を、そのままJSON-LDにも流し込めば、表示とマークアップが自動で一致します。SEOプラグイン(Yoast等)のFAQブロック機能を使う手もあります。

静的HTML・自社CMSの場合

FAQを表示しているテンプレートに <script type="application/ld+json"> を1つ足し、画面に出しているのと同じ質問・回答を差し込むだけです。サーバー側でHTMLに埋め込んで返す(SSR)ことだけ守れば、実装は数十分で済みます。

「入れる場所」より「クローラに届く形で、しかも画面表示と一致して返せているか」が肝。ここを外すと、正しいJSON-LDでもゼロ評価になります。判断に迷う構成なら、実装可否の見立てだけでも承ります。

08よくある質問

FAQPageを入れれば必ず検索結果にFAQが表示されますか?
表示可否はGoogleの判断であり、マークアップを入れても必ず表示されるわけではありません。表示を保証するものではなく、AIや検索が内容を正しく解釈しやすくする土台づくりとお考えください。
画面に出していないFAQをマークアップだけ入れても良いですか?
いいえ。FAQPageは、ページ上に実際に表示している質問と回答にのみ付与します。画面に無いFAQをマークアップだけ入れるのはガイドライン違反となり、評価されません。
この記事の残業時間や条件はサンプルですか?
はい、すべて記入例です。実装時は自社の実際の条件に差し替えてください(当ページのコード例は説明用で、当社の実データではありません)。

自社の採用FAQ、AIに正しく伝わっていますか

現状のFAQPageの有無・表示との不一致・エラーを無料でチェックし、「まず直す1か所」をお伝えします。実装まで一緒に進めることも可能です。

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